
東京都23区内に住む自営業の男性(70)は最近、終活を意識するようになり、葬儀プランをスマートフォンで検索していた。
検索で「家族葬9万円~」とうたう広告を見つけた。インターネット葬儀サービス事業者(以下は葬儀サービス)の広告だ。「親族のみの簡素な葬儀でいい」と考えていた男性は興味を持ち、葬儀社のフリーダイヤルに電話をしてみた。
応対した担当者の説明をよくよく聞いてみると、どうも話が違う。
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9万円というのは遺体の運搬費、棺、骨つぼなど基本料金のみの価格だった。火葬費は別料金で、都営の火葬場だと別に約6万円かかる。
火葬場が混んでいると3~6日は待つ可能性があり、その場合、棺に入れるドライアイス代が1日約8千円、遺体を安置する霊安室利用料が1日約9千円、それぞれかかるという。到底、「9万円」には収まらない現実を知り、男性は「釣り広告かとがっかりした」と振り返る。
なぜ、こんな差額がでるのか。23区内で葬儀社を営む代表は取材に対し、「葬儀サービスとはブローカーのようなもの」と内実を明かした。
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不当広告の背景の一つに、業…









